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おばあさんの口はどうしてそんなに大きいの?





イイウタダナー



月光のカルネヴァーレより、Mement Vivere~生きていくことを忘れないで~ です。

こういう廃退的な雰囲気の中でもがき苦しみ希望を掴もうとする曲が好きなんです。

今度カラオケに行ったら歌ってみようかと思います。



月光のカルネヴァーレといえば、小説版を最近購入して読みました。

内容については触れませんが、まるでエヴァンゲリオンの劇場版(ヱヴァンゲリヲンではないので)をビデオで見たあとのような虚無感を感じます。

ゼータガンダムやイデオンのビデオでもいいんですがね。

つまり、そういうことです。





はてさて、そんな感じで・・・





「かかってこいよ」

満月の輝く夜。狼男が一番元気な時間だ。

正面から死神の代行人が切りかかる。俺はアイスリーパーの一閃を左手で受け止める。

知らない方や忘れた方へ言っておくと、俺の左手は義手だ。それもかなり頑丈な。

「!!」

さすがに相手も動揺した。そこを狙い、俺は鎌を掴み、相手共々持ち上げ、地面へ叩きつける。

死神の手から鎌が離れる。俺はそれを奪い。他の死神へ肉薄する。

闇討ちの失敗を悟ったのか、他の死神は退却しようとする。

「見つけましたわ」

2体の死神・・・の代行人が崩れ落ちる。目線の先には、白く輝くハンターが。シェルだ。

手にはヴェノムドラグーン。リーチが長い片手剣だ。


「たすか・・・後ろだ!」

「!!」

シェルが回避する。

後ろからの強襲。

ハルムベルテSP。死神の鎌よりも強力無比な戦斧だ。

「流石は便利屋、といったところか」

「アンタも死神の代行人か?」

「貴様ならわかるだろう」

現れた死神の姿は、ある意味死神よりも恐ろしかった。

頭はお決まり、スカルフェイス。

胴から下へ、アカム、シルソル、アカム、シルソル。

「胴体以外は一緒だが、スキルの数はダンチだぞ」

俺の胴装備はエスピナU。かっこよさが違う。

「何故、自分の好みの装備だけで狩へいくことが忌み嫌われるのか」

「・・・」

「そういうのは、身内でやればいんだろう」

「だが、モンスターの素材は、それでは集まりにくい」

「議論は仲間内でやってくれ。俺はその仲間に入る気は・・・」

アイスリーパーを構え、

「ない!」

切りかかる。太刀と大剣では、設計思想が違う。

手数は太刀のほうが圧倒的に多い。

だがしかし、この死神の代行人はかなり手練だった。

数合打ち合っただけで、アイスリーパーが悲鳴を上げる。やはり所詮アイスリーパーか。

「させないわ!」

シェルが乱入する。ヴェノムドラグーンを巧みに操り、死神の代行人のボスを圧倒する。

「・・・」

俺は周囲を見回す。既に他の死神たちは撤退している。

「くぅ!」

シェルが吹き飛ばされる。このスカルシルアカ、本当に強いようだ。

俺はシェルの傍に駆け寄り、シェルの手をとる。

「シェル、ハンターってのは何だ?」

「へ?」

俺の問いに、戸惑うシェル。

「協力するものだろ、手を貸せ、俺に考えがある」

俺の提案に、シェルが頷く。

「できるだけ早く、済ませないと勘弁しませんわ!」

「もちろんだ、ハンターは狩を頭でやるんだ」

再びスカルシルアカに突撃するシェル。俺はアイスリーパーを持つ。

シェルはよく戦っている。どう考えても技量も膂力も違う。だが、それでもシェルは俺を信じるという思いだけで戦っている。

思いには応えないとな。


「待たせたな!」

俺はスカルシルアカに向かってアイスリーパーを投擲する。

弧を描きつつ、アイスリーパーがスカルシルアカを・・・。

「こんなものか?便利屋の実力は」

捕らえる事は出来なかった。難なくかわされた。

「話が違いますわよ!Wolf!!!」


憤怒の表情を浮かべるシェル。怖い、怖いって。

「疎かになってるぞ」

スカルシルアカの攻撃がシェルのヴェノムドラグーンを弾き飛ばす。

「あ・・・」

丸腰になったシェルの胴へ、ハルムベルテSPの横薙ぎが・・・。

何かに、阻まれる。俺の左手だ。

「噂にも聞いていたが・・・」

「そりゃ、光栄だ」

俺は刃を持ち上げ、スカルシルアカの肩を掴む。

「武器は、あるのか?」

「言っただろ、シェル。頭を使うんだよ!!!」













「で、結局奴は逃げたのか」

俺はベッドに横たわりながら、シェルに聞く。

「えぇ、でも・・・」

「サイボーグハンターなだったなんてな。気を失う直前に見えたが・・・」

「ハンターが、機械でも出来るのですの?」

「少なくとも、俺は何度か遭遇してる」

思い出す。黒い蛇・・・。きっかけはサイボーグハンターだった。

「それにしても・・・フフ」

「見たのか」

「えぇ、確かに、見てはいけないものですわ。私は可愛いと思いますが」

「止めてくれ、本当に」

「フフ、どうしましょうかねー?」




シェルの意地悪そうな笑顔を見つつ、俺はあのスカルシルアカの言葉を反芻する。

「・・・好きな装備ねぇ・・・」

多くの謎が、まだ残っているが、結局その数日後、街から神の鉄槌という言葉は消えた。





少なくとも、俺の見える範囲では。





【神の鉄槌】 完

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