「すごいやつがやってきた!!!」
「大スペクタクル!冒険の数々!!!」
レジェンド
大長老「これは、伝説だ」
....Coming Soon


「すいませんーん、宅急便デース」
俺のハウスへ運送会社から荷物が送られてきた。唐突にも程がある。
「冷凍なんで、なま物ミタイデース」
「訛りがひどいな、どこの生まれだ?」
「ココット村デース」
「あぁ・・・ココットの英雄が作ったとか言われてる・・・」
「今ではあの村にも、新たな英雄がいたりいなかったりしてマース」
「新聞なら読んでるよ、ドンドルヨミ新聞だけどな」
「ウチはドンドルヒ新聞デース」
「フルフル装備の英雄だったっけ?アレってどうみても・・・」
「エヴァン・・・グェ!」
「これ以上は言うな」
「アヤナムウェイ!!」
これ以上、わかる人にしかわからない漫才を続けてもしょうがないので俺は荷物を受け取った。
「しかし、大きいな・・・中身はカジキマグロか・・・それともリュウノテールか・・・」
俺は期待を膨らませつつ、その荷物を見る。
巨大な箱
フルフルの素材を使っているため、冷蔵が可能となっているようだ。
「手紙もついているのか・・・俺へのファンレターかな?」
さらに期待を膨らませつつ、俺は手紙を読む。
「死ぬほど元気でしょうか?」
・・・なんだ、この出だし。
「死ぬほど元気でしょうか?
体は大丈夫ですか?風邪等
を引いたりはしていませんか?対
処に困ったので、道
理には適っていませんが・・・ところで、
報珠の素材はどうやって手に入りますか?捕獲報
酬で出ればいいかなと思っていますが、こればっかり
は、どうでしょう?それでは、
底辺ハンターさん^^ 黒井 埔里素金 より」
・・・くろい ぷりすきん?
バカにしてんのか?
いや・・・なるほど、そういうことか!
俺には、その手紙の意味を理解した。
しかし、今回の仕事は密猟者の仕事よりも危険な気がしないでもない。
ガタガタッ!
「うひゃあ!!」
俺は腰を抜かしてしまった。箱が動いたのだ。
そして、箱から人が出てくる。
「チクショウ・・・ヨクモ、オレヲコンナトコロニトジコメヤガッテ・・・」
どう見ても、アサシンだな。黒尽くめの男だ。まるで某名探偵アニメに出てくる犯人のようなやつだ。
「ゲンゴチュウスウガイカレテヤガル・・・」
「読む人が読みにくいから、まともにしゃべれ」
俺はそいつの頭を一発殴る。
「イテ!何すんだ!!」
「お前は何者だ?」
「俺は・・・ぎゃああ!!ブタだ!!ブタガ!!!」
このアサシンは、ブタに関してすさまじいトラウマがあるようだ俺の部屋のブタの置物を見るだけで、この怯えようだ。よほど恐ろしい目にあったんだろう。
「で?オマエは・・・」
「に・・・」
「に?」
「逃げるが勝ち!ダァ!!!」
アサシンがすごい勢いで部屋を飛び出すの。その跳躍や否やまるでアメコミヒーローのようだ。
気のせいかもしれないがBAAAAN!!!とか、JAAAANP!!!とか、聞こえてきそうな勢いだ。
「って逃がすか!!」
依頼の失敗は即、便利屋の評判を下げる要因になる。
俺はハウスの中にアルアイテムボックスから、一丁のボウガンを取り出す。

ガストラフェテスSP、シンプルなデザインは信頼の証、というのがウリのヘヴィボウガンだ。
そのメカニカルなデザインが、俺の気に入っている点の一つだ。
そしてもう一つは
「威力だよ!!!」
俺はそう叫びつつ、狙いを定める。幸い今日はヤマツカミの襲撃があったせいで戦闘街まで開放されている。
屋根伝いに跳躍するアサシンに向かってトリガーを引く。撃ったのは水冷弾だ。
本当ならば電撃弾の一つでも撃ってやりたがったが、この銃は電撃弾は撃てない。
弾はアサシンへ向かって吸い込まれるように飛んでいく。
「・・・動かなくなったな」
アサシンの頭部に水冷弾が命中したのはわかるが、何故かその一発でアサシンは動かなくなってしまった。
「さて・・・こいつをどうするか・・・」
「フー、大長老の仕事も、楽ではないわい」
そこは大長老の住まう大老殿の大長老の裏・・・
「あんな大きな人形を動かすのも、重労働じゃなぁ・・・」

「よう」
「くぁwせdrftgyふじこ」「き・・・貴様は!!」
俺はドラゴンSフェイスを大長老の前で脱ぐ

まぁ、スカルフェイスを下に被ってるわけだが
「その頭は・・・便利屋!何のようじゃ!!」
「大長老にまで知れ渡るとは、光栄の極みだね、用がある。こいつのことだ」
俺は今でもハンターの中に紛れて生活しているという大長老へ、動かなくなったアサシンを引き渡す。
「そいつは、人造ハンター第3号!!!」
「ネーミングセンスなさすぎだろう」
「何故それが・・・それは、盗まれたはず!!!」
「本当に、盗まれたのか?」
「む・・・むぅ・・・」
大長老といえど、結局は何人も存在する大長老のうちの一人に過ぎない。その権力は傀儡らしく、皆無に等しいのだろう。
「ところで便利屋、ワシからの依頼、頼まれてくれんか?」
「断る」
「なっ!!!」
「大長老の依頼なら、な。一人のハンターとしての依頼なら、話を聞いてやるぜ」
「それは・・・マジか?」
「そうじゃ、この人造ハンターも、メカモンスターも、最近になってそいつらに大量に盗まれたのじゃ」
「わかった、報酬は、高くつくぞ」
「ハンターとして逆グラで稼いだ金でよければ、いくらでも払う」
「いい返事だ、じゃあな」
「ワシも、ただのハンターとして、生きられればのう・・・」
「なんじゃと!?潜入させたアサシンが逃げ出したじゃと!?」
「は…暗殺者に嫌気がさして、辺境の村でショップを開く、と手紙が…」
「なんの店じゃ?」
「スカルフェイス専門店だそうです」
「なにそれ!?誰が利用するの!?」
「さぁ…」
「しかし、あのもうろくも、そろそろ・・・」
「我らの組織に気付いた時点で、もう命は終わりよ」
「あの猟団、いかがいたします?」
「黒き蛇か・・・侮れぬ、な。」
「また、メカレウスやレイアでは、やつらは倒せません」
「ならば、今度はバイオモンスターだ・・・変種という名の・・・な」
「ククク・・・あの便利屋もろとも・・・BONですな」
「スカルフェイスはイカガデスカ?ご主人様?」
辺境の地で、機械のハンターは黙々とスカルフェイスを売る機械の人形
「その姿は、どこか悲しみを背負ったハンターたちに見守られながら、今も動いてるんだとよ」

「わざわざ3人集めて、そんな話をするためだけに呼んだの?」
「いや、実話だぞ?」
「まぁ、オチが弱いところが余計、本物っぽいですわね」
「む・・・」
「しかもスカルフェイス屋って・・・ちょっと、それはおかしいよ?」
「むぅ・・ダニエルも、つっこみが厳しくなったもんだ」
「で?大長老さんからのお仕事、今から行くんでしょ?」
「あぁ、それの用意も、できたしな」
「そっか、頑張ってね!!」
「あぁ、行って来る」
第4話 完
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Comment
wolfさん「なんだ・・・D・I・O・・・ディオ・・・名前かな?」
そいつは邪悪の化身 名はディオ!!そいつは100年の眠りから目覚めた男、我々はその男と闘わねばならない運命にあるッ!!
・・・みたいな展開を期待ッ!!!
ゲームをもっと楽にたのしみませんか?
装置のいろいろな機能をセットさえすれば、
疲れず、レベルアップをすることができます。
もっと詳しい情報が必要なら、
下記のアドレスに接続してみてください
http://www.automouse1.jp
もざいくの30試験も、BGMが変わると印象えらいかわりますなぁ~ 動画おつかれであります!
黒い蛇の猟団の長には、女性用下着でも見せればイチコロなはずです。
えぇ・・・ウチの嫁ので良いなら差し上げます。若干熟年入ってますが何か?
アイツ、人造人間だったんですねw
突然送りつけて申し訳ないw
いやいや、うまいこと繋げて頂いて恐縮です^^
次なる刺客はバイオモンスター…
一体どうなってしまうのやら楽しみですw
そして↑のコメントの方w
俺はそんなにエロくない…はず(*ノノ)w
>>AGITO さん
一撃「そんな装備じゃDIOには勝てんよぉぉ!!」
といいつつ、モーションで胡坐をかきながら跳躍するSSが撮れたら考えます。
でもペルソナ発動も楽しいですよね!
>>一撃 さん
HAHAHA、貴方の下ネタ大好きとブサイさんの不細工さに比べれば、Dさんのエロスなんて、まるで昼の砦にいるイーオスのようさ!!
>>Daran さん
イエース!やつは大老殿が作ったサイボーグだったわけさ!
・・・アンドロイドじゃなくて、しっかり人間のパーツもあったりする・・・なんてことをいま思いつきました。
しかし、ハンターの装備を見るに体の失った部分をモンスターの素材で補うってことは可能なような・・・これも、次回のネタの参考にしていただけると、うれしいです。
梯子の上でしゃがみで足がはみ出るくらいまで前進、
おもむろに胡坐をかくと宙に浮けたはず…。
>>スピロス さん
宙に浮けるだけならマスクマンのあの人だって・・・
ドレミファイ!ファイ!マスクマン!
動画見てきたよん。楽しそうでいいなーと羨ましいわ。
シット嫉妬シットww
最近IN時間が恐ろしく短いみどです。
なかなか遊べないねぇ・・・。
ガン軍団のところへ特攻したいと思うには思うのに
チキンなので行けないんだなぁ。むふふふ。
>>みどみど さん
考える前に行動が吉!!
スレではああだけど、シティではみんな優しいんですよ!
それこそ、3乙しても優しく・・・
うん、大丈夫ですよ!!
えー、こちらに書くのは初めてですが、業務連絡です。
仕事の関係で一月ほどイン出来なくなりました。猟団祭でたかったのですが…。
また戻ってきた時には遊んでくれると嬉しいです。
では。
>>Wormwood さん
うわーい、Wormさんの書き込みがあるぜ!!ってはしゃいでコメント見たら業務連絡ですか。ご丁寧に、了解です。
リアル優先はネトゲの基本ですが、こうやって連絡していただけるだけでもうれしかったり。
また一緒に狩りして一緒に乙しましょう。
wormwoodさん……1ヶ月in不能ですか……
ぬかりましたわ(´;ω;`)ウッ(SS的な意味で
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